と夢を膨らませて仕事を始めて数年。
教員は、「子どものために働くのが美徳」とされる風潮があります。
しかし、多忙・心身のストレスが多いとされる教員の仕事。
本記事の内容
- 教員を辞めるのは、もったいないのか
- 教員を辞めるメリット・デメリット
- 教員を辞めたいと思ったら取るべき行動
本記事の信頼性
当ブログでは「教員から次の人生を切り開く」をコンセプトに、教員の転職・お悩み解決ノウハウを発信します。僕のプロフィールはこちら。
教員をやめるのは本当にもったいないの?
ここでは、「教員をやめることは、本当にもったいないのか」について、紹介していきます。
教員をやめることが「もったいない」と言われる理由
大学で教員免許を取得して、教員採用試験を受けて見事合格。せっかく夢をかなえて教員になったのに…。「辞めたい」と周りに相談すると「どうして辞めるの?もったいない」と言われてしまうことが多いようです。
もったいないと言われる理由を4つ紹介します。
もったいないと言われる理由
- 公務員・聖職者としての社会的地位
- 収入の安定
- 福利厚生の充実
- 子どもに教えるという特別なスキルがある
物価高や社会不安の中、公務員の教員の職は、信用性が高い職業と言えるでしょう。また、収入は、辞めない限り必ず入ってきますし、ボーナスも多めです。
教員の福利厚生は、とても充実しています。ボーナス・退職金は大企業に引けをとらない金額と言われています。夏休みや冬休みなど長期の休みの時は、民間よりも比較的多く休暇をとることが可能です。育休産休も取りやすく、休める環境が整っていると言えるでしょう。
子どもに教える・授業をするというスキルは、誰でもすぐにできることではありません。多くの勉強と研修を重ねて得ることができます。その特別なスキルを身につけていることは、教員だからこその特別なスキルと言えます。
世間から見ると恵まれた立場の仕事と言えそうですね。
やめたい人が増加する要因に?教員をめぐる状況の変化とは
教員をめぐる状況は時代のニーズとともに大きく変化しています。また、休職している人は、過去最多と言われています。ニュースや新聞でも「教員の多忙化」「教員の働き方改革」などの言葉を耳にすることが増えてきましたよね。
引用 文部科学省
精神疾患による休職者は、増加しており過去最多を更新しました。特に20代が多い結果です。
引用 NHK
「教員をやめたい」という気持ちは、決して甘えではなく、働く環境や社会的なニーズによるものも多いのです。
子どもに直接かかわる仕事だからこそ、「自分に合う・合わない」ははっきりわかってくるでしょう。「仕事がつらい」「子どもと会うのが苦しい」と思ったら、自分の人生をどうしていきたいのか立ち止まって考えるタイミングなのかもしれませんよ。
元教員のリアル体験談 やめたメリット・デメリット
実際やめて感じたメリット・デメリットを解説していきます。悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。
やめたメリット
実際にやめて感じたメリットについて紹介します。
やめるメリット
- ストレスからの解放
- 新しい分野への視野が広がる
- 自由な時間が確保ができる
1.ストレスからの解放
教員は、多くの人とコミュニケーションをとる職業です。子ども・同僚・保護者と密に関わります。その分だけ、多くのストレスを抱えていました。
休日は、外に出ても「教員」としてのふるまいを意識しなければなりませんでした。やめたことで、そのストレスから解放され、心身共に元気になりました。
2.新しい分野への視野が広がる
教員になった人のほとんどは、就職活動をしないで教員採用試験を受けた人が多いはず。世の中にどんな仕事があるのか、意外と知らないですよね。
実際辞めてみると、世の中にはこんな仕事があるのだと知り、自分の視野が広がっていきます。私の場合は人生をかけて、WEBスクールに入会し、自分の可能性を広げたことで今があります。
3.自由な時間が確保ができる
教員は、求められる仕事が多岐にわたります。常に仕事に追われている感覚です。休みの日も授業の準備や書類作成をしたり、〇つけをしたり…。残業は当たり前。とてもブラックな環境でした。その環境から解放されると、自分の自由な時間が増え、他のことにも目を向ける余裕が生まれました。
やめたデメリット
次にやめたことで感じたデメリットを紹介します。
やめたデメリット
- 新たな仕事を探すことが必要
- 世間体
1.新たな仕事を探すことが必要
安定した仕事を手放すと、はじめはとても大きな不安に襲われました。「今後の収入源はどうしよう…」「教員以外に何ができるのだろう…。」貯金を崩しながら生活する日々でした。
しかし、今思えば始めのうちだけで、新しい仕事が見えてくると楽しくなっていきました。私はWEBスクールに入会し、WEBデザインやプログラミングなどを一から学びました。その選択は、間違っていなかったと思います。
2.世間体
やめるときは、「20代でやめるなんて…。」と周りから見られている気がして、とても気になりました。ただ、今思うことは20代という若さで辞めてよかったということ。
世間体ではなく、今後の自分の人生をどうしたいのかが大事だと身に染みて感じました。
「教員をやめようか」と迷ったら、とるべき行動
ここでは、教員をやめたいと思ったら、とってほしい行動について紹介します。
①信頼できる人に相談する
まずは、家族や同僚に相談してみることをお勧めします。客観的な目でアドバイスをもらうと、新たな考え方が浮かんでくるかもしれません。
②休職をする
どうしてもつらい時は、一旦休んでみることも必要です。勇気がいりますが、休むことで、また頑張るエネルギーが生まれるかもしれません。
もし、本気で辞めたいと思ったけど、辞める元気も出ない。そのときは、退職代行サービスというサービスも多くあります。気になったら、検索してみてくださいね。
③転職活動をしてみる
「教員は、自分に合わない」「他の仕事がしたい」と思ったら、転職活動をしてみましょう。
では、転職活動ってまず何からするの?と思いますよね。
まずは、「転職サービス エージェントへの登録」です。転職エージェントは、無料で簡単に登録できます。転職サービスに登録すると、さまざまな求人オファーがきます。教職以外のさまざまな仕事を知り、世界が広がりますよ。
発信元 UPPP転職サイト比較サイト
民間企業と教員の職を天秤にかけて、自分はどちらをしていきたいのかじっくりと考えてみましょう。
教員の仕事に迷いを感じたら「転職サービスへの登録」をして、新しい一歩を踏み出すきっかけにしてみてくださいね。
まとめ:「教員をやめる」はもったいないかどうかは自分次第!
教員をやめることが、もったいないかは自分が決めることです。
教員を続けるメリットはたくさんあるけれど、もちろんデメリットもあります。
今は、転職をすることがめずらしくない時代。自分の可能性を広げるために、「転職サービスへの登録」をして、教員をつづけるかどうかを考えてみることをおすすめします。
私の場合は、WEBスクールへの入会が人生を変える第一歩となりました。自分に合った仕事が見つかるといいですね。
行動するなら、20代から。人生を変えるのは、今ですよ。
迷っていたら、まずは一歩を踏み出してみましょう。