こんな疑問を解決します。
本記事の内容
- 教員からの転職先のオススメ7選
- 教員が転職して活かせる経験
- 教員から転職したいと思ったら
本記事の信頼性
当ブログでは「教員から次の人生を切り開く」をコンセプトに、教員の転職・お悩み解決ノウハウを発信します。僕のプロフィールはこちら。
教員からの転職先おすすめ7選
教員の転職先のおすすめを7つ紹介します。
一般企業とは違う学校という教育現場で働く教員のみなさんが、この仕事を一生の仕事として向き合っていけるのかと一度は感じたことがあるのではないでしょうか。転職先としてどういうところがあるのか、教員の仕事の何が活かせるのかがわからず悩む毎日の繰り返しかもしれません。
何も前に進まずに悩んでいる方におすすめの転職先や職種を7つ挙げています。ぜひ参考にしていただき転職の成功に向けて一歩を踏み出しましょう。
予備校・学習塾運営会社での事務職や生徒サポート
教育関連の運営会社では講師業務以外に、運営側として事務職や生徒のサポートなどを行う仕事があります。生徒の個人情報や成績表の管理、窓口での生徒対応、講師のサポート、保護者対応などが主な仕事となります。多くの業務が教員経験をそのまま活かせる内容です。
民間企業ですので受講生や保護者が「お客様」という立場になることが、学校との違いであることを理解しておきましょう。
教材出版会社での教材企画・編集
教材の企画や編集の仕事です。教員のみなさんが日々使用している教材を作る仕事です。
各学校、予備校や学習塾などが主な顧客となりますが、予備校や学習塾に特化した教材の企画作成会社の割合が多い傾向にあります。
顧客の生徒の層によって学習レベルや指導方法など多様なニーズがあります。
顧客の現場の声を的確に拾い上げ、現場の講師や先生方とともに意見交換をし、試行錯誤しながら教材を創り上げていくことにやりがいを感じることができるでしょう。
教員の経験があるからこそ現場の意見を拾うスキルは十分に発揮できる仕事ではないでしょうか。求人の募集要項にも教員経験を必須とする傾向が強いです。
予備校講師
教えるプロとして、教員の経験を遺憾なく発揮できる仕事です。
教員の方の中には、学習レベルの違う児童・生徒が混在するクラス運営に戸惑いを感じてしまった方は多いのではないでしょうか。
予備校では、生徒の学習レベルにあわせてクラス分けがされているため、レベルが統一されています。生徒の学習レベルの違いで講師が指導方法に悩むということは少なくなります。
一方、生徒は「お客様」であり授業の内容やパフォーマンスの良し悪しを判断をされてしまうという立場にもなります。予備校講師は営業要素も求められるため、人気のある講師とそうでない講師がハッキリしてしまうという厳しさもあります。
ITエンジニア
ITエンジニアは教員の転職先として経験が活かせる職種です。
IT人材不足の背景もあり、未経験でも積極採用をする企業が増えています。
未経験採用の場合、ITエンジニアとしてキャリアアップするには資格取得が必須です。教員は大学受験や教職員試験など学習する習慣が身に付いており、勉強のやり方が分かっているため資格試験に向けて積極的な姿勢で取り組むことができます。
ITエンジニアは特殊な用語や細かい作業を覚えていく必要があります。
児童・生徒を教育する教員にとって毎日が新しいことの発見と勉強の連続で知識の積み重ねが必須ではないでしょうか。
ITエンジニアとして未経験でも教員の経験を活かすことができるでしょう。
営業職
コミュニケーション力を求められる教員の転職先として営業職が挙げられます。
営業職はお客様に対し自社のサービスの特徴や魅力を伝え、納得して購入していただく仕事です。営業職に求められるスキルはズバリ「伝える力」です。教員は子供たちに何かあったときに、納得させたり粘り強く話したりする経験値が豊富です。
説明力や粘り強さ、熱意や行動力が営業職には求められますので教員の経験を活かすことができるでしょう。
婚活カウンセラー
児童や生徒に寄り添うことが求められる教員の転職先として婚活カウンセラーは経験が活かせる仕事です。
結婚をしたいけど婚活がうまくいかず悩んでいる方に対し、カウンセリングをしながら相手の気持ちに寄り添い成婚までをサポートする仕事です。婚活をしている方に対して適切にアドバイスしたり、時に励まし背中を押してあげたりと教員としての経験やスキルを発揮するころができるでしょう。
結婚相談所運営会社に加盟することで個人で結婚相談所を開業し、フリーランスとして働き自由に仕事をすることもできます。
教員が転職して活かせる経験とは
教員が転職して活かせる経験とは以下の3点です。
ポイント
- あかるく前向きなコミュニケーション力
- 新しい知識を取得するための学習習慣
- マネジメント力
転職を考えたときに自分が持っている経験やスキルの何を活かすことができるのだろうと悩む人は多いのではないでしょうか。教員の仕事をすることで得たスキルや経験をしっかり認識し、将来的に転職活動をしたときにしっかりとアピールしていくことが大切です。
コミュニケーション力
どんな職場でも、人間関係の良さは仕事に直結します。
あかるく前向きに人とコミュニケーションが取れることは、仕事を前に進めるときに非常に重要です。「コミュニケーション」とはただ明るく愛想がよいだけでなく、苦手なタイプの人とでもうまく粘り強く付き合うことができることを意味します。
学校では教員として苦手な生徒や保護者と接する機会も多いのではないでしょうか。企業でも社内外でいろんな人とのコミュニケーションが必要とされるため、教員の仕事で培ったコミュニケーション力は大いに発揮できるでしょう。
新しい知識を取得するための学習習慣
転職した時に必要なのは新しい仕事を覚えること、新しい知識を習得することです。
日頃から勉強する機会の多い教員は勉強する習慣が身に付いており、知識習得に意欲的に取り組むことができるのも強みのひとつです。
マネジメント力
数十人の生徒を担当し、クラス運営をしていくことで教員はマネジメント力を身に付けているでしょう。
チームで仕事をする場合や新規のプロジェクトを担当するときは、複数の人をまとめていかなければなりません。それぞれの意見に耳を傾け同じ方向に導く傾聴力や牽引力は教員経験を通して身に付いているマネジメントスキルです。
転職活動の面接の際には、将来的に活躍してもらえるかどうかの判断材料として「マネジメント力」を重視する傾向があります。その際は存分にアピールしましょう。
教員が転職するメリット・デメリット
転職することはメリットだけではありません。デメリットも合わせてご紹介します。
メリット
- ワークライフバランスが保てる
基本的に休みの日が決まっており、就業時間が明確なのでプライベートの計画が立てやす いです。よっぽどのことがない限り仕事の日と休みの日の区別がつくため、メリハリのあ る生活を送ることができます。
- 視野が広がりいろんな人との交流が増える
社内外を通じていろんな人との関わりがあるためそれぞれの価値観に触れたり、新しい 考え方に出会えたりと、人との交流が広がることで自分の視野も広がってきます。
- 社会の仕組みがわかる
商品やサービスを世に提供する企業で働くことで、モノが生産され売り出されるまでの流 れや新しいサービスが生み出される過程など、新しい事を知ることができます。
また経済の仕組みを知ることもできます。
デメリット
- 職種によっては一旦年収が下がる
未経験での採用は即戦力ではないため、一旦年収が下がることも想定されます。
- 終身雇用の保障が期待できない
業種によっては経済状態の影響を受けることにより業績が悪化することでリストラなど のリスクがあります。
- 基本的なビジネススキルの習得に苦労する
メール文の書き方や名刺の受け渡しの仕方など基本的なビジネスにおける様々な慣習 やマナーを知らないケースが多く、覚えるまで少し時間がかかったり戸惑うこともある でしょう。転職活動の際にはビジネスマナーも同時に学習することをおすすめします。
教員から転職したいと思ったら
転職をしたいと思ったら、何をしたいのかを考えることも大切ですが、何ができるのか、何が得意なのかということを考えることが最も重要です。自分のアピールポイントを整理し自分の強みを理解することからスタートしましょう。
転職サイトで求人情報を検索し、興味のある求人ではどのようなスキルや経験が求められているかという視点で情報収集することも大切です。準備が整った時点で転職エージェントに登録し、キャリアアドバイザーのプロの視点からアドバイスをしてもらうのも得策です。