本当は教員を辞めたいのに
この記事では、以下のことを解説していきます。
本記事の内容
- 教員を辞めたい」は甘えではない!4つの理由
- 「教員を辞めたい」ことを甘えと思ってしまう理由
- 甘えではない!教員が辞めたいときに取るべき行動
本記事の信頼性
当ブログでは「教員から次の人生を切り開く」をコンセプトに、教員の転職・お悩み解決ノウハウを発信します。僕のプロフィールはこちら。
「教員を辞めたい」は甘えではない4つの理由
結論ですが「教員を辞めたい」と思うのは甘えではありません。
その理由を元教員の私が解説していきます。
教員は、労働環境が過酷
一つ目の理由は、教員の労働環境は非常に過酷だからです。その環境にいるのが辛くなり辞めたいと思うのは、自分に甘いからではなく、自然の感情です。
私は、現在スポーツジムの経営とブログの運営をしています。労働時間は、教員の半分。教員を離れて感じたのは「教員は、労働環境が悪すぎる」ということです。
朝早く出勤するのは当たり前。残業も当たり前。家に仕事を持ち帰ることも珍しくありません。それなのに、残業手当は無し。「長い時間働くのが美徳」という昔からの風潮も残っています。
教員は自分の時間を削って働いてます。その環境に違和感を感じ、身体を壊しながら働いた結果、辞めたいと思うのは甘えではありません。
仕事には、向き・不向きがある
2つ目の理由、仕事には、向き・不向きがあるからです。
働いてみて、自分に向いていないと気づいたら、続けていくのはきついですよね。これは、教員に限ったことではありません。
教員をやりたくて夢を叶えたけれど、
特に子ども相手の仕事なので、実際に働いて気づく場合も多いと思います。
教員の仕事に向いていないと気づいた時、辞めたいと思うのは甘えとは違いますよ。
転職はめずらしくない
3つ目の理由は、転職するのが当たり前の時代だからです。教員になったら退職まで働き続けるというのは、昔の話。
自分が良い人生を送るために、新しいことにチャレンジするのは良い選択だと思います。
転職するのは、甘えでも、教員の仕事から逃げるためでもありません。自分がより幸せに生きるための選択の一つなのです。
自分の生活が1番大切
4つ目の理由。それは、誰もが自分の生活が1番大切だからです。
忙しすぎて、自分の生活が成り立たず、その結果教員を辞めるという選択は、甘えではないですよね。
教員は、自分の時間を削り、自己犠牲で成り立つ仕事だと思います。
私もそうでした。もっと自分の時間を大切にしたいと考え、辞める選択をするのは自然な流れです。
辞めたいと思っている自分を責める必要は、全くありません。
「教員を辞めたい」を甘えと思ってしまう理由
ここでは、「教員を辞めたいのは、甘えだ」と思ってしまう理由を3つ解説します。
真面目で責任感が強い
「教員を辞めたいのは、甘えだ」と思うのは、あなたが真面目で責任感をもって仕事に取り組んできたからです。仕事に対して一生懸命に向き合ってきた人こそ、自分に甘えていると悩んでしまいがち。
辞めたいと思うのは、頑張り続けてきて、心身が疲れてしまっているサインです。甘えではありませんよ。
周りの同僚と比べている
2つ目の理由は周りの同僚と比べているからです。
しかし、周りの同僚は、環境も経験値も違います。自分は自分、他人は他人。
辞めたいと悩んでいる人は、これまで充分頑張ってきた人です。周りの人と比較して自分を苦しめる必要はありません。
世間の目
3つ目の理由は「教員になったら、退職まで働き続けるのが普通」という世間の目を気にしているからです。
世間の目を気にしていると、
今の時代は、一つの仕事に縛られる必要はありません。私も教員を辞めるときは、世間の目が気になりましたが、現在は全く気にならないし自分に甘かったとも思っていません。
甘えではない!教員が辞めたいときに取るべき行動
教員を辞めたいと思ったら、ぜひやってほしい行動を3つ解説します。
信頼できる家族・友人・同僚に話してみる
辞めたいと悩んでいたら、一人で抱え込まずに信頼できる家族や友人、同僚に話してみましょう。頭で考えていた自分の気持ちが整理されるはず。今後のヒントが見つかるかもしれませんよ。
休む
2つ目は「休む」です。心身に疲れがたまっていると、辞めたい気持ちもふくらみ冷静に物事を判断できなくなります。
年休を利用してもいいでしょう。しばらく休職するのも一つの方法です。自分を見つめる時間をつくり、これからどうしたいのかじっくり考えてみましょう。
転職活動
3つ目は「転職活動」です。まずは、転職エージェントに登録しましょう。教員のキャリアを生かせる仕事も紹介してもらえますよ。私の場合は、迷ったらすぐに転職活動をして、次のキャリアを見つけました。WEBスクールに入会してプログラミングなどを学び、今があります。
他の仕事と教員の仕事を比較して、教員を辞めるのか、続けるのかを考えてみると良いですね。
「教員を辞めたい」は甘えではない!のまとめ
いかがでしたか。教員を辞めたいのは、決して自分に甘えているからではありません。
辞めるのも続けるのも、どちらの選択も自分次第。教員を辞めたいと思うのは、甘えではなく、自分の人生を真剣に考えているということ。
私は、教員を20代で辞めて転職したのを甘えだとは全く思っていません。自分の豊かな生活のための選択であったと自信をもって言えます。WEBスクールに入会してプログラミングなどを学び、新しい人生が開けました。
教員を辞めるなら、前向きに次のstepに進んでいきましょう。