教員から転職する際に何を重要視していますか?
など様々な理由があると思います。
今回は、教員が企業に転職する際の「年収」について説明していきます。
本記事の内容
- 教員から民間企業に転職すると給料は下がるのか?
- 教員がWEBライターに向いている理由
- 教員からの転職で収入を上げるポイント
本記事の信頼性
当ブログでは「教員から次の人生を切り開く」をコンセプトに、教員の転職・お悩み解決ノウハウを発信します。僕のプロフィールはこちら。
教員が民間企業に転職すると年収は下がる?
はじめに、20代の平均給料をご存知でしょうか?
国税庁の「民間給与実態統計調査」によると、20代全体の平均年収は320万円ほど。
20代前半と後半で給与に差があるため平均では350万円です。
一方、20代教員の平均年収は「総務省令和3年度地方公務員給与の実態」によると平均334万円〜412万円となっています。
こう見ると転職することにより年収が下がるように思えますね。
ただし、これはあくまでも平均年収の話です。人によっては今よりも年収を上げ、ライフワークバランスがいい企業に転職する人もいます。
転職で重視する環境や、個人の能力でも変わってくるので「年収が下がるから転職活動をやめよう」とは思わないでくださいね。
教員から民間企業に転職する際に意識したいこと
教員から民間企業に転職するのは「難しい」と言われますが、実際はどうでしょうか。
年収面と合わせてご紹介します。
中長期的な目線で考える
「教師からの転職は年収が下がるし難しいらしい」と考える方が多くいます。確かに教員から民間企業に転職してすぐは、年収が下がってしまうことがあります。なぜなら、教員の方は教員という専門職で働いてきており、他業界未経験で特筆したスキルが少ないからです。
しかし、昨今の転職市場では未経験者を歓迎する企業も増えてきています。特に、20代の方は「ポテンシャル採用」といったビジネス経験よりも人間性を重視する採用方法もあるため、転職市場ではビジネススキルの乏しさがマイナスになることは少ないです。
また、30代になると教員より民間企業の方が年収が高くなります。
平均年収 | 教員 | 民間企業 |
30代前半 | 539万円 | 593万円 |
30代後半 | 654万円 | 688万円 |
「令和元年度学校教員統計調査」「マイナビ転職モデル平均年収」
このように、転職してからすぐは年収が下がってしまうかもしれませんが、中長期的に見れば教員より民間企業の方が年収があがる可能性があります。
教員ならではの、長時間労働、人間関係からも解放されると考えれば転職後の年収ダウンも受け入れられるのではないでしょうか?
教員からの転職で年収を上げるポイント
「せっかくなら転職して年収を上げたい」と思うのが普通ですよね。転職する際に年収をあげるポイントを説明します。
スキルを身につけておく
教員からの転職は公務員から民間企業に転職する、ならではの難しさがあります。
はじめにオススメしたいのが資格取得です。
教員として得たスキル「+α」を身につけることで企業から必要とされる人材になることが可能です。また、資格取得により転職先の選択肢も大幅に広がります。
次に最低限のビジネススキルを身につけることが必要になってきます。
教員と民間企業では働く環境、理念が全く異なるため、教員の方はビジネスマナーが備わっていないと思われがちです。教員はフランクに話せる人たちに囲まれて仕事することが多く、社外の人と接する機会がほとんどありません。ビジネススキルが身についていない人は敬遠されてしまう可能性があるため最低限のビジネススキルだけでも身につけましょう。
転職エージェントを活用
教員からの転職では、転職エージェントの活用をオススメします。
大学を卒業してからすぐに教員になった方は、就職活動をせずに職に就いたという方も多いのではないでしょうか?転職エージェントは求人紹介をはじめESの添削、面接練習なども「無料」で行っています。
また、転職エージェントによっては、大手企業や人気企業、非公開求人まで扱っているところもあるので、はじめから教員時代より年収を上げることが可能になるかもしれません。
迷っているなら行動してみよう
今回は教員が転職するにあたって、気になっている人も多い年収のお話をしました。
今の環境に満足できていない方は、まず行動してみましょう。転職するためにスキルアップを図る、転職エージェントに登録する、何でもいいです!
今回紹介した内容は「ほとんどノーリスク」でやることができます。スキルアップに関しても、今はyoutubeなどがあるため無料でできますし、本などを買っても数千円程度で収まると思います。
転職エージェントに関しては「完全無料」で利用することができるので、迷ったら登録だけでもしてみましょう!