教員をやっていると
と感じる瞬間ってありますよね。
この記事では、教員なんかやってられないと感じた時の対処法を紹介します。
本記事の内容
- 教員をやってられない瞬間7選
- 教員やってられない時の対処法4選
本記事の信頼性
当ブログでは「教員から次の人生を切り開く」をコンセプトに、教員の転職・お悩み解決ノウハウを発信します。僕のプロフィールはこちら。
教員やってられないと感じる瞬間7選
教員をやってられないと感じる瞬間を7つ紹介します。
①労働時間が長い
教員の仕事は労働時間が長いことで有名です。
平日の拘束時間は10時間以上という方も多く、翌日の出勤までの時間を数えると悲しくなる日も多いでしょう。
これに加え、部活動の指導や土曜学習などで休日出勤すると、ほとんどプライベートな時間は確保できません。
②給与が仕事に見合っていない
給与が低いのも、やってられないと思う瞬間のひとつです。
「先生はたくさん給料をもらっている」
「先生だから安定している」
と未だに思われていますが、時給に換算するとバイト代とほぼ変わらない日も少なくありません。
学校の労働環境も劣悪です。それなのに、物価高にも対応できない給料では、やってられないと感じるのも当然です。
③待遇の差を感じる
こんな経験はありませんか?
- 他の教員は許されているのに、自分はきつく注意される
- 細かな連絡を教えてもらえない
- 何だか馬鹿にされているように感じる
というように、自分だけ扱いが違うと感じる時も、教員はやってられないと思う瞬間です。
管理職は言いやすい教員にしか注意しません。
連携が大事!と言われる割に、こちらには報告してもらえなかったり、知らない情報で話が進んでいたりする時、とても悲しい気持ちになりますよね。
馬鹿にされているように感じる職員室の雰囲気も、ストレスが溜まっていく環境です。
④理不尽なクレームを受ける
保護者や地域のみなさんは理解のある方がほとんどですが、中には理不尽な要求やクレームを訴えてくる方がいます。
こちらが心を尽くしてやったことも反感を買うこともあり、そんな時に先輩教員や管理職が自分を守ってくれない時にもやってられないと感じることが多いです。
⑤教員の質が低い
教員は精神的に成熟した人格者であるというイメージをもたれますが、決してそうではありません。
ひそひそ話やいじめが、常態化している学校に勤務されている方もいるでしょう。
また、シンプルに仕事ができない教員もたくさんいます。
- 私語が多く、人の邪魔をしてくる
- 会議の際、終わりの時間を決めずに始める
- 17時以降打ち合わせを強要してくる
- 若手を上から目線で指導してくる
- 管理職にいい顔をして裏では強烈に悪口を言っている
あげれば枚挙にいとまがありません。
⑥管理職から不当な扱いを受ける
前述したように、人を見て注意する人としない人を区別したり、ある教員だけを優遇したりと、かつてはクラス担任を経験してきたとは信じがたい学校運営を繰り広げる人がいます。
そのような管理職は大抵、自分のことしか考えておらず運営能力がないため、管理職に向いていません。
そんな管理職に当たった時、やってられないと感じるでしょう。
⑦組織に対して不信感しかない
自分が担当している
- 学年団
- 学校
- 教育委員会
などの組織に対して不信感しかもてなくなった時にやってられないと感じます。
学年の変わり目や、異動のタイミングまで待つのも辛くなった場合は、早急に対策を講じましょう。詳しくは次の章で解説します。
教員をやってられないと感じたときの4つの対処法
教員をやってられないと感じたときは、一人で抱え込んではいけません。
ここでは、そう感じたときに行うべき対処法を4つ紹介します。
①誰かに聞いてもらう
まずはモヤモヤしている気持ちを吐き出しましょう。
気の合う先生に愚痴るのも良し、スクールカウンセラーに聞いてもらうもよし、とにかく誰かに話してみてください。
人に聞いてもらうだけで、気持ちがスッと軽くなるはずです。
②働き方を見つめ直す
やってられないと感じたときは、毎日残業が続いていたり、不満が溜まっている時でしょう。
そんな時、不満の矛先はほぼ他人に向いているはずです。
仕事のできない人たちにリズムを合わせるのは、心と時間の無駄遣いです。そんな時こそ自分の時間を大切にしましょう。
- 定時で帰ると決める
- 勤務後の予定を決める
- 集中したいときは教室で仕事をする
- 自分の意見をハッキリと伝える
- 気が乗らない飲み会には参加しない
というように、自分の働き方を変えてみることをお勧めします。こちらが意思表示をしていくことで、周りの態度も変わっていきます。
③目標を作る
あなたが教員を始めた理由は何ですか?
仕事の目的や夢が明確な教員は、きっとあなたを普段から守り、学ぶことが多い先生でしょう。
教師として何のために働くのか、教育のために自分は何ができるのかを追求していくと、周りの雑音が気にならなくなるのを感じるはずです。
④転職する
教員としての目標がどうしても決められないという方は、もう教員という仕事に未練がないのかもしれません。
そんな方は、思い切って転職しましょう。
転職活動をすると、教員という世界がいかに狭い世界であるかを知ることができます。
自分の実力を認めてもらえ、伸び伸びと働ける職場を見つけましょう。
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【実体験】教員を辞めたその後とは
「教員を辞めるなんてもったいない」と言われたり「本当に辞めても大丈夫だろうか」と正直思い悩んでいたりする方も多いです。
ここでは、実際に教員を辞めた方の体験をご紹介します。
【ケース1】憧れのカフェでバイト
Aさんは、教員という仕事が理想と大きくかけ離れていることに思い悩み、
退職後、全く別のことをしようと憧れだったカフェのアルバイトを始めることに。
持ち前のまじめさと丁寧さで、だんだんと仕事を任されるようになり、調理も任されるようになりました。
調理の楽しさに目覚めたAさんは、調理師免許を取得し毎日充実した日々を送っています。
将来は自分の店をもちたいという夢もできたそうです。
【ケース2】一般企業に転職
Bさんは、全く意見が通らないどころか、担任していなかった頃の問題の対応を迫られ、管理職の対応の遅さに苛立ちを感じていました。
教員の仕事は淡々とこなし信頼を得ていましたが、夏ごろから転職活動を始め、その年度末に退職。
早くに見切りをつけて行動に移したことと、転職エージェントを利用し、プロの知恵を借りながら行動したことが、転職活動を成功させました。
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【ケース3】フリーランスのWebライター転職
Cさんは教員の仕事は好きでしたが、管理職と折り合いが合わず、管理職を束ねる委員会への不信感が募ったことから体調を崩してしまいました。
異動する気力すらなく休職制度を利用し、その後退職しました。
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退職後は体調の回復を待ってフリーランスのWebライターに転職。
職員室のように周りの環境に左右されることなく、自分のペースで自分の仕事ができる環境でストレスが大きく減りました。
フリーランスは、仕事が継続してもらえるようになるまで収入が不安定ですが、努力次第で教員よりも稼ぐことができる仕事です。
Webスクールでスキルを磨くこともできるため初心者からでも始めやすい仕事です。
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まとめ
教員をやってられないと感じるとき、それは心がSOSを出しているときかもしれません。
長い職業人生を教員としてこのまま過ごすのか、それとも自分の可能性を信じてみるのか、どちらを選びますか?
教員としての経験はどんな場所でも役立ちます。
共感して人の話を聞き、わかりやすく人に伝えることができ、思いや考えを言語化できる人材は、今貴重な戦力です。
ワクワクできる環境に身を置きながら、信頼できる仲間と新しい道を進んでいる人がたくさんいます。
まずは、転職サイトを見てみる、無料登録だけしてみるのもおすすめです。
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