とお悩みの先生方。誰に何をどのように相談すればいいのか悩みますよね。
そんな時は、転職のプロである転職エージェントがおすすめです。
本記事の内容
- 教員転職の頼れる相談先!「転職エージェント」とは?
- 転職エージェントに相談するメリット・デメリット
- 転職エージェントに相談する際の押さえるべきポイント
本記事の信頼性
当ブログでは「教員から次の人生を切り開く」をコンセプトに、教員の転職・お悩み解決ノウハウを発信します。僕のプロフィールはこちら。
教員転職の頼れる相談先!転職エージェントとは?
転職エージェントはいわゆる「人材紹介会社」のことです。
転職を希望するあなたのアドバイザーであり、最適な求人を紹介します。 登録をすると一人ひとりに担当が付き、さまざまな相談に乗ってくれるのが特徴です。
転職が当たり前になった時代。転職を成功させるための第一歩として、まずは「転職エージェントの仕組み」や「利用のしかた」について理解してみましょう。
転職エージェントの仕組み
エージェントは顧客である企業から、紹介した登録者の入社が決定した場合にコンサルタント料を受け取ることで成り立っています。
転職エージェントで受けるサービスは転職希望者(登録者)側は、「無料」です。登録料もサポート料にも一切お金はかかりません。ただし、転職活動に必要な応募資料(履歴書・職務経歴書・証明写真)にかかる費用、面接に行く際の交通費や宿泊費については全て自己負担となります。
注意すべき点としては、今や転職にまつわるさまざまなサービスを展開する企業が続出しています。転職のノウハウをコーチングする形式のエージェントの場合は、コーチング料として「有料サービス」の場合もあるため、登録する際には事前にホームページでサービス内容をしっかり把握しておくことが重要です。
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転職エージェントの種類
転職エージェント(人材紹介会社)は、厚生労働省からの許認可をもらって開設するもので全国の転職エージェントの事業所数は、約3万件にのぼります。
私たちが普段、インターネットや街中の広告で見かけるような転職エージェントは業界の中でもかなり大手と言われます。ほとんどのエージェントは、大手人材紹介会社などで経験を積んだコンサルタント経験者が独立開業した数人~数十人の小規模なものが多く存在します。業界や職種に特化していることが多く「ブティック型転職エージェント」と呼ばれることもあります。
転職エージェントに相談するメリット・デメリット
大手転職エージェントのメリット
大手の転職エージェントは「転職支援の実績や保有する求人数が多い」ことが最大のメリット。
求人数が多いことは多角的な視点から求人を紹介してもらえるため、教員の経験を活かせる企業を紹介してもらえる確率が高くなるでしょう。
また、転職希望者と求人をマッチングするシステムへの投資も積極的に行われているため、常に最先端の転職支援サービスを受けることができます。
大手転職エージェントのデメリット
大手の転職エージェントのデメリットは、求人紹介のシステムが整っているという背景から、求人紹介がシステマチックになる傾向が強く、アドバイザーが転職希望者の志向性や希望、人柄などを踏まえた上で「人の目でみて判断した」求人紹介をするということはあまり多く見受けられず「マッチングの精度が低くなる」ということがデメリットと言えます。
そのため、自分の希望条件と違う求人案件がメールでどんどん送られ、求人情報を精査するのに疲れてしまい、転職活動を効率よく進めていきたいと考える教員の転職にはフィットしないこともデメリットとして挙げられます。
小規模の転職エージェントのメリット
小規模の転職エージェントの最大のメリットは、「精度の高いマッチングができる」ということが最大のメリットです。
求人企業の営業担当が転職希望者に直接求人紹介をするという「一気通貫型・両面コンサルティング」のサービスをすることで精度の高いマッチングが実現できるのです。
また、「ブティック型エージェント」という特定の業界に特化していたり、特定の職種や経験(教員の転職や、体育会系出身者の転職など)を持つ転職希望者に特化してサポートするという形態のエージェントもありますので教員の転職の際にはメリットを感じやすいでしょう。
実際に企業に足を運び、採用担当者や経営層まで深く入り込んでいるケースが多く、その企業の事業内容や強み・特色、業界全体の情報や社風などについても情報を持っています。企業が求める人物像をしっかりと把握しているため、転職希望者の志向性や希望条件なども考慮しながら、サポートしてくれるため入社後のギャップが生じることは少なくなるでしょう。
小規模の転職エージェントのデメリット
小規模な転職エージェントのデメリットは「求人数」が少ないことです。
たくさんの求人から自分の希望に合った企業や仕事を選ぶことが難しい傾向にあります。
多数の営業担当が日々営業活動を行い、求人を獲得してくるという大手とは違い、マンパワーの部分で大手の求人数にはかなわないでしょう。
多数の求人からじっくり自分の希望にマッチする企業や職種を選びたいと考えている人にはメリットを感じにくいかもしれません。
転職エージェントの上手な使い方・押さえるべきポイント
教員が転職活動をする際に、どのように転職エージェントを利用すればよいか、利用する際のポイントなどをまとめてみました。
複数のエージェントに登録してみよう
転職エージェントに登録する際には、大手と小規模エージェントのどちらにも登録することをおすすめします。
大手エージェントは、求人数が多く、新着求人やおすすめ求人などシステムから多くの求人が自動配信されてくるため、色々な求人を知ることができ転職市場の動向や、自分が知らなかった職種にも出会えるかもしれません。
小規模エージェントは、求人数は少ないものの担当アドバイザー自らが転職希望者の希望条件や志向性などを考慮して、多角的でマッチング精度の高い求人を紹介してくれる傾向があります。また、アドバイザーとの距離も近いため、こまやかにフォローをしてもらえるのも魅力的です。
何社くらい登録すればいい?
大事なポイントとしては、大手と小規模のエージェントと合わせて3社~5社くらいに登録するのが理想です。
大手はだいたい似たような求人を保有していることが多く、アドバイザーも数多くの転職希望者を担当しているため、アドバイザーとの距離も若干遠いと感じるかもしれません。
小規模エージェントの場合は、求人数は少ないですが特定の業界や転職希望者に絞ったサポートができることと、アドバイザーが担当する転職希望者もそこまで多くはないため、比較的距離感が近く、きめこまやかなアドバイスを受けることができるでしょう。
双方のメリットを得ながら効率的な転職活動をするようにしましょう。
担当アドバイザーに注力してもらえるようにしよう
転職エージェントを利用する際には、担当アドバイザーに自分へ注力してもらえるようにすることが、転職活動を効率よくすすめていくポイントと言えるでしょう。大手の場合は多数の転職希望者を担当しているため、すべての人に同じように注力することが難しい現状もあります。
アドバイザーから注力してもらうためのポイントは以下の4つです。
ポイント
- アドバイザーからの連絡に対してなるべく早くレスポンスをする
- 直接求人紹介があれば、希望と違っていたとしても積極的に話を聞く姿勢をもつ
- 自分の希望だけに固執するのではなく、アドバイザーの意見も積極的に取り入れる
- 面接の日程調整の際には、アドバイザーが調整しやすいように可能な範囲で柔軟に対応する
アドバイザーと円滑にコミュニケーションを取ることが、転職活動の成功のための大きなポイントと言えるでしょう。