職務経歴書は転職活動にとても重要な役割を担っています。
どれだけ素晴らしい経験やスキルを持っていたとしても職務経歴書が正しく書けてないと採用担当者になにも伝わらないのです。
こんなお悩みを解決します。
本記事の内容
- 職務経歴書の作成は転職エージェントに頼るのがオススメ!
- 職務経歴書を作成する際の注意点
- 職務経歴書を郵送する際の注意点
本記事の信頼性
当ブログでは「教員から次の人生を切り開く」をコンセプトに、教員の転職・お悩み解決ノウハウを発信します。僕のプロフィールはこちら。
職務経歴書の作成は転職エージェントに頼るのがオススメ!
職務経歴書を作成する時の注意点
職務経歴書を作成するときの注意点は以下の4つです
①職務経歴書は作文やお手紙ではないことを理解する
職務経歴書は、採用担当者へのお手紙でもなく、自分のことについての作文でもありません。自分の経験や強みを記載し、入社後に活躍できる人材であることをアピールするための自分をプレゼンする資料です。これまでの経験や転職への意気込みを熱く語ったとしても採用担当者の心を動かすことはできないでしょう。
特にはじめての転職の際には、職務経歴書の内容が自己満足にとどまってしまうケースが多い傾向がありますので気を付けましょう。
②読み手の採用担当者の立場になって作成する
採用担当者は、読みやすい職務経歴書を作成する人に好印象を抱く傾向が強くなります。
その理由は簡単で、読みやすい職務経歴書を作成できる人は、物事を理論的に考えることができ、文章や言葉で相手に対してわかりやすく伝える力があると認識されるからです。
採用担当者が読みやすく、自分の経験や強みが伝わりやすい職務経歴書の作成をすることが大切です。
③読みやすいテンプレートを選ぶ
職務経歴書のテンプレートはインターネットで検索すると簡単に入手できます。
かなり多くの種類がありますので、選ぶ際には自分が見て内容がわかりやすく、読みやすいものを選ぶことをおすすめします。自分が読み手になって「読みやすくわかりやすい」と感じたのであれば、職務経歴書の作成もしやすいでしょう。
④用紙サイズと枚数
職務経歴書の用紙はほとんどの場合、A4サイズを使用しましょう。枚数は、はじめての転職(教員経験のみ)であれば、1.5枚~2枚がベストです。1枚では少なすぎる印象があります。
履歴書はA3サイズの2つ折のものを使用し、職務経歴書と大きさを揃えることが大切です。
職務経歴書を郵送するときの注意点
郵送で送付するときのポイントは以下の2つです。
①折らずにクリアファイルに入れる
職務経歴書を郵送で送付するときの注意点としては、送付書と職務経歴書をクリアファイルに入れ、A4サイズの封筒で郵送するのがベスト。応募書類はほとんどの場合、履歴書と一緒に郵送します。確実に採用担当者の手に渡るように封筒の表の左下に「応募書類在中」と朱書きするようにしましょう。
小さな封筒に四つ折りにして送付することも間違いではありませんが、採用担当者が書類を管理しやすいようにできるだけ折らずに送付することをおすすめします。
②送付状を添付する
送付状を必ず添付しましょう。インターネットで検索するとテンプレートが簡単に入手できます。履歴書と職務経歴書だけをそのまま送ってしまうと「ビジネススキルが無い」と判断されるかもしれません。送付内容に間違いがないか、双方の認識合わせという意味もこめて送付状を添付することはとても大切です。
職務経歴書を作成してみよう
職務経歴書を作成する際の項目ごとに解説しています。それぞれの注意点やポイントなども紹介していますので是非参考にしていただき、採用担当者に「この人に会ってみたい」と思ってもらえる職務経歴書の完成を目指しましょう!
職務要約
職務要約は採用担当者が最初に読む項目ですので非常に重要です。この項目で採用担当者に興味付けをし、そのまま読み進めていく気持ちにしなければなりません。
ポイントとしては、長くならないことです。A4用紙で7行~10行程度で収まるようにしましょう。教員としての経験をメインに記載し、感情的なことはあまり入れないようにしましょう。
以下のようなポイントを参考に作成してみましょう。
- どのような経験があるか
例:学習指導、年間指導カリキュラム作成、部活指導、保護者対応、担当学年教諭チーム
リーダー業務、保護者対応、教育委員会会議参加 等。
- どんなことに貢献したのか
例:児童・生徒の学力向上への取組み、社会性育成のためのカリキュラム企画、地域への貢
献、運動会や文化祭などの企画に伴う指導や取りまとめ、等。
- 学校内外の関係各所との関わり
例:担当学年リーダーとして他学年チームや校長への連携、教育委員会やその他校外機関と
の関わりや連携業務経験 等。
業務内容
業務内容については簡潔にわかりやすくまずは箇条書きにし、その後それぞれの項目についての業務内容の詳細を記載します。
詳細は、各項目について、3行~5行程度で記載しましょう。
【記載例】
【業務内容】
・学級運営(担任3回、副担任2回経験) ・教科指導(授業の計画・実施、テスト作成・採点、補習・追試対応など) ・教科外活動(生徒会顧問、学校行事運営、生徒指導など) ・部活指導(陸上部、茶道部の顧問) ・学年主任(4年生 20xx年~20xx年) <学級運営での取組み> <強化指導での取組み> <強化外活動での取組み> <部活指導での取組み> <学年主任での取組み> |
特筆すべき事項
自分が教員の仕事を通して特にアピールしたい経験を独立した形で記載しましょう。
その際に、下記の3つの項目を設定し記載するとよいでしょう。
- 解決すべき課題
- 課題に対する取り組み
- 結果どのように改善し、どのような成果につながったか
保有資格
自分が保有している資格を記載しましょう。
PCスキル
PCスキルは重要な項目です。それぞれのレベルとツールを使用していた背景なども記載しましょう。
【記載例】
・Excel(中級):成績管理の際に使用(応用関数、ピポットテーブル、VLOOKUP)
・Word(中級):文書作成 ・PPT(中級):学習指導補足資料作成の際に使用 ・メール:Gmail ・校内管理システム:生徒個人情報管理等 |
自己PR
自己PRは、身に付けているスキルについての「ハード面」と、気持の部分や性格での強みについての「ソフト面」の項目を設定し、項目ごとに詳細を記載するようにしましょう。
自己PRでお手紙調の長々とした自分の気持を熱く語りすぎる内容は逆効果になってしまう傾向が強いです。
- ハード面
例:課題解決力、企画提案力、改善指導力、マネジメント力、交渉力、指導力、
対応力、PCスキル 等
- ソフト面
例:忍耐力、協調性、柔軟性、調和力、傾聴力、等